スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←お知らせ →ご無沙汰してます
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  • 【お知らせ】へ
  • 【ご無沙汰してます】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

韓流ドラマベートーベンウイルスSS

You're such a baby

 ←お知らせ →ご無沙汰してます
今日は10月8日…トゥ・ルミの気難し屋な恋人、、、カン・マエの43回目の誕生日である。

なにやら慌ただしくキッチンで立ち働いているルミを、ソファで新聞に目を通しているカン・マエは目の端でチラリと眺めて、口角を緩めた。


「……おい、、朝からどうした?
お前の落ち着きのないのは昔から変わらないが、、、
皿を割って怪我をするのは勘弁してくれ。」

「… ごめんなさい。
先生の久しぶりのお休みなのにびっくりさせてしまって・・・
お皿洗いしてたらつるっと滑って取り落としてしまったの。」

紙面に目を向けたまま、落ち着き払った口調に皮肉を交えた… ペールブルーのオックスフォード地のシャツにグレーのパンツという部屋着姿の恋人の背中に、申し訳なさそうに応えうつむいているとおぼしき年若の恋人は、ついさっき皿を割った際についた手の切り傷から滴る血に「きゃあーっ!」と絹を裂くような声を上げたばかりだ。
その穏やかならぬ声をシャワー上がりで、髪を乾かしていたカン・マエは聞きつけて慌ててキッチンに駆けつける羽目になった。

「つるっと?…気をつけていれば、そんな事はあるまい。
お前、血に弱いタイプか?血を見て悲鳴を上げるほど繊細だとは知らなかったな。」

多少の事ではびくともしないサムタクがな・・・
カン・マエの呆れたような物言いに、ルミが桜色の唇をとがらすのを、本日誕生日を迎えるマエストロは面白そうに眺める。

「ん、、もう!
先生が飛んできてくれて、優しく手を取って手当してくれて感動したのにぃ~
今日は先生の誕生日ですよ!
一緒に暮らし始めて、初めての先生の誕生日ですね。」

カン・マエは、杢グレーのチュニックに濃紺のレギンス…ソクランで初めて見たルミと変わらぬ少女じみたいでたちのルミを、ソファに座ったまま上半身をひねって視線を合わせた。

「ルミ… だからどうした?
お前、学習能力が無い奴だな。
誕生日が来たからと言って、もうめでたくもない。
いい年をして誕生日を祝う習慣は私にはない。」

左頬をゆがめて他人事のように応えたカン・マエに部屋のあちこちに飾られた花が目に入る。
昨日の朝には無かった風景であることからして、ルミが自分の誕生日のために飾ったものであろう…

「… だって、、、私の一番大切な先生の生まれた日なんですよ。
先生にとっては、なんて事ない一日かもしれないけど・・・」

カン・マエの返しをうけてルミの口調に寂しさがまじるのは、今回が特別な事ではない。
正直を身を守る盾にして「感じの悪い男」を通し、群れる事を拒む生き方しか出来ないカン・マエは、ルミが自分の人生に親身に寄り添う唯一の人間だとは思ってはいる。
しかし、40年余生きてきた自分の性格は変わらないし変えられもしない。


「… ルミ?」

キッチンの方を向くとルミの華奢な背中が見えた。
もしや…まさか泣いているのか・・・
「愛してるの大安売り」をしているミョンファンなら、こんな時ぎゅっと後ろから抱きしめて"ごまかす"のであろうな・・・

カン・マエが自嘲をもらした時、玄関の呼び鈴が鳴った。

【カンさん!いらっしゃいますか?

お荷物です。】


「はい、先生宛てよ。あら…ミョンファン先生からだわ。
お誕生日プレゼントかしら?」

カン・マエは、
傍らに座り、荷物を手渡しながら話しかけたルミが立ち上がりかけるのを、彼女の右肩に手を伸ばして押しとどめる。

「やけに軽いな…ルミ、開けていいぞ。」

「いいの?先生へのプレゼントでしょ。」

「どうせミョンファンの事だからくだらんモノに決まってる。
見る気にもならん。」
下を向いて言い捨てるカン・マエに吹き出したルミに、カン・マエは安堵の息をついた。

「ねえ先生、今までお誕生日にミョンファン先生から何か贈られて来た事はあるの? 」

荷をほどく手を止め、斜めに首を傾げるように聞くルミに、カン・マエは無言の渋面で応えた。

「もしかして……言いにくいモノ?
綺麗な女性のヌードが載った本とか… 」
「くだらなすぎて忘れた。直ぐにゴミ箱行きだったからな。
早く開けろ!呆れるようなものだったらまたゴミ箱行きだ。」

「・・・・これ、、、、えっ?」

軽い割りには過剰包装の包みをほどくと、真っ赤なベビードールと黒い小さめの袋が入っていた。

「先生、お手紙が入ってた、、、はい。」

ルミは袋の中を覗いて{意味が分からない}と呟くと箱の底にあった手紙をカン・マエに手渡した。

手紙を読み進めるや、カン・マエの顔に怒りとも呆れともつかない微妙な表情が現れる。
「相変わらずくだらない奴だ・・・」

カン・マエは手紙をテーブルに放り投げて、言ったきり疲れたようにソファに全身を預けると、頭痛を堪えるように眉間に親指と人差し指をあてる。

「ねえ先生… あれ、これフランス語?
なんて書いてあったんですか?」

カン・マエがテーブルに放った手紙を手に取って目を通し、思ったままを口にしたルミに、カン・マエは少し考え彼女の目を見つめながら応えた。

「……言いにくいな、、、
お前は分からんのか?
真っ赤なベビードールと袋の中のモノを見て。」

「だって…ベビードールはどう見ても女性サイズだし、、、先生へのプレゼントにしては変よね・・・
まさか先生が袋の中にあるヒラヒラのショーツを履くとか?
まさかねえーーっ、、、
ミョンファン先生が、これを先生へのプレゼントにする意味が分かんない・・・」

「……… 」
「先生? 」

「お前は子供だな… 」

ルミの唇に触れんばかりに顔を近づけてつぶやくなり、カン・マエは彼女の肩を押してソファに押し倒した。

「せ、先生! どうしたんですか?
まだ午前中ですよ!
だ、駄目ですって!お誕生日のお祝いの準備もまだ・・・ 」

カン・マエはルミのうなじに顔を埋め、喉奥から低く呟く・・・

「ミョンファンのせいだ… 」

「・・・えっ?子供とか…ミョンファン先生のせいとか…先生!なにが言いたいんですか?」


ついばむようなキスが降ってきて、ルミは鳶色の瞳をそっと閉じた・・・


二人の気持ちがぴったり重なり…瞬く間に言葉のいらない世界に変わる。

ルミ…言葉など必要ないほどに、奪いたい… 貪り尽くしたい…今すぐ、、、

先生…あなたの唇が重なった瞬間から私は先生から離れられなくなっちゃう。
先生…お誕生日おめでとうーーー





Fin.








あとがき

失礼しました(^^;;
ルミちゃんと同じように「訳わかんなーい」となられてる方には、後ほど説明しますので、少々お待ちを(笑)

ミョンミンssiの誕生日に因んだお話。…という事で格調高いお話を想像されていた方、怒らないでくださいね。

後日のカン・マエとミョンファン先生の会話です。

【ゴヌ、お前の誕生日にプレゼントを送ったよな?
ルミちゃんに刺激が強くないように手紙はフランス語にしといたが大丈夫だったか?
可愛いだろうなあ~ ルミちゃん。
試してみた?】

「…ミョンファン、お前って奴は。
くだらないにも程があるぞ。 」

【だからさあ、手紙に書いた通り可愛い女の子が真っ赤なベビードール姿になると、途端に色っぽくなるんだって!
赤いベビードールはな、オトコが最高に萌えるアイテムだぞ。俺も体験済みだ。
ショーツも特別な仕様になってるからさ、、
日本の知り合いに貰ったビデオに「真っ赤なベビードール姿」の女の子が出ててさあ、これがイイんだよ!
色白の、ツルツルしたモチ肌に赤が映えてさあ~
欧州のブロンドが赤いベビードールを着てる時の、ダイレクトな色気とはまた、趣が変わっていいもんだぞ。
まあ…お前はそっちには飽きてるか…
お前の誕生日プレゼントを考えてる時に、閃いたまま送ってみた。
楽しめたか?】

「ああ…悪くはなかった。
感謝はしてないがな…他に話がないなら切るぞ。」

いつものように先に通話が切られたあと、ミョンファン先生はニヤニヤしてましたとさーーー


二人の会話でお分かりになりましたでしょうか?(笑)
流石に訳わかんなーいルミちゃんに「真っ赤なベビードール姿」をさせる事はなかったけど、カン・マエはお誕生日プレゼントに可愛いルミちゃんを召し上がった…という事で。(品がなくてごめんなさい)
表題のYou're such a babyは「子供だな」という意味です。
確かベバのドラマ中に、カン・マエがリトル・ゴヌに「子供だな…」とニヒルに応えるシーンがありましたよね。

特別仕様のセクシーショーツについては、こちらオモテでは言いにくいのですが、要らんところがオープンしてるデザインと言えば大人の皆様はお分かりになりますよね?

ああ…今回のあとがきは終始セクハラっぽいですね。
ご気分悪くされた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
長編疲れの管理人の気分転換とお考えいただければ嬉しいです。


それでは、また。

追記
お誕生日SS…という事で、「 ルミちゃんと仲良し」までは同じ発想になるのは、ある程度仕方ないのですが寅三吉。様のSSで「裸にエプロン」プラス…という、まるで同じ発想のSSがあることが判明しました。
私は気づいておらず、寅三吉。様とのメールにて、やっと気がつかせていただきました。寅三吉。様には重ねてお詫びを申し上げます。

それで、不都合な箇所を直して再アップしておきました。
SSの内容としては酷似している部分はぬぐいきれませんが、今回はカン・マエ…ことミョンミンさんのお誕生日のプレゼントとして、お許し願えればと思います。

寅三吉。様には、あらためてお詫びを申し上げます。
スポンサーサイト
  • 【お知らせ】へ
  • 【ご無沙汰してます】へ

~ Comment ~

先生おめでとうございますvv

こんにちは~。ご無沙汰しています。
このたびはカン・マエ先生お誕生日、おめでとうございました(笑)楽しませていただきました。
カン・マエの誕生日をSSで一度も祝ってあげていない私としては(爆)、チップ様のところのマエストロが、とても充実した誕生日を過ごしたことを知って嬉しく思っております。

いやあルミかわいいな~。
「先生の誕生日に」「私(ルミ)宛の服」が届けられる意味なんて分からないんですよね。
あくまで先生の誕生日には先生へのプレゼントがくるものだと思ってしまう。ルミのそういうところが大好きよvv

あとがきでのミョンファンとの会話で爆笑したのが、
「まあおまえはそっち(欧州系のダイレクトな色気)には飽きてるか」のひと言です。これまでどんだけおイタをしてきたんだよーって(爆)

そして、ルミのうなじに顔をうずめて喉の奥で低く呟くマエストロの声を想像したら、大変美味しく萌えました~v

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメン卜投稿不可です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【お知らせ】へ
  • 【ご無沙汰してます】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。